新たな協力体制の構築

最も複雑な課題に立ち向かう

 

Gap Inc. の商品製造に携わる人々の労働条件改善に取り組む中、私たちが直面する多くの問題は組織的な課題に関わるものであり、容易に解決できるものではありません。世界中で貧困と戦う、または経済的機会を増やす手助けをする上で、最善の方法とは何なのでしょうか?私たち だけではその問いに対する答えは見つけられません。ですから、常に他と協力する新たな方法を模索しています。

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Gap Inc. は衣料製造工場での労使関係に影響を及ぼす複雑かつ組織的な課題を解決するため、新たにいくつかのパートナーシップを結びました。
 

2013年から2014年にかけ、私たちは衣料製造工場での労使関係や世界中のアパレル業界で働く人々の心身の健康に影響を及ぼす、複雑かつ組織的な課題を解決するため、新たにいくつかのパートナーシップを結びました。

その中でも主要な取り組みが、バングラデシュ、カンボジア、ハイチ、ヨルダンにおけるILO(国際労働機関)のベターワークプログラムとのパートナーシップです。この取り組みは、労働者と管理者が連携して職場の問題を解決し、互いを尊重できる協力体制を築くことを目指しています。そうすることで今後起こり得る紛争を防ぎ、問題をより効果的に解決し、労働者の発言力を高め、生産性と競争力を改善することに役立つと私たちは信じています。例えば、ベターワークプログラムは男性中間管理職と衣料製造工場の女性労働者との間にある階層的な力関係を取り除くことを目的としています。また、委員会に所属する数名のみならず従業員全員を巻き込み、情報を広める必要も満たすことができます。

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Gap Inc. は国内外の労働、雇用、労使政策、労使慣行の研究の権威であるコーネル大学の産業・労使関係学部による新たな取り組みの立ち上げも支援しています。私たちは本大学の「グローバル・サプライ・チェーンにおける持続可能な労使慣行に関するプロジェクト」に対し、2年間で75万ドルの助成金を提供しました。このプロジェクトでは、複数の関係者間での対話を促し、特に衣料品製造分野で、より持続可能な労使慣行を生み出すことを目指しています。

このプロジェクトの特色は労働条件改善のために公共と民間セクターがこれまでに行ってきたアプローチの成功と失敗の調査を出発点としている点です。サプライヤー、労働組合、市民社会の代表をはじめとする多様な背景を持つ関係者が、研究に基づく、より大きな変化をもたらす可能性のある革新的な方法を模索していきます。